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就活と雑多なテーマで

ドラえもんのポケットから今何を取り出しますか?

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ドラえもんのポケットから今何を取り出しますか?
 
(起)
ドラえもんのポケットから今何を取り出しますか?」企業面接でこのような質問をされたら、あなたは何と答えるだろうか?どこでもドアを取り出してこの場から逃げ出すか、それとも人生やりなおし機を取り出してもう一度青春を楽しむか。緊張感漂う就職面接で、とっさにこの質問に対する答えとその理由を答えられるだろうか。
 
(承)
いま3回生は就職活動の始まりの時期で、インターンシップに参加したり、早い人は内定をもらったりしているのではないだろうか。関西大学に通うみなさんの多くは就職活動をすると思う。
様々な業界があり、大小様々な企業があるが、誰しも必ず通る道が面接だ。面接では志望動機や長所・短所、大学時代頑張ったことなど定番とされる内容が多々あるが、ここではそんな定番な質問とはかけ離れた意外性のある質問を取り上げ、その質問をする意図を明らかにしていく。想像もしない質問には必ずどこかで巡り会うと思う。そんな時にも落ち着いて考えて、話ができるようにここでの内容は頭の片隅に置いて頂きたい。
(展1)
今年度就職活動を行った大学生を対象に、アンケートを実施した(回答者22人)。半数以上の人が「志望理由書や企業に関することしか聞かれなかった」と回答した。一方で、「好きな〇〇を教えてください」や「あなたを〇〇に例えると何ですか」のような一見就職活動に関係ないような質問を受けた人もいた。アンケートに答えてくれた人の約90%はこのような質問を面接でされることを知っていたという。
しかし、面接対策はしているが、このような質問への対策をしていなかった人は半数近く存在することがわかる。対策をしていなかったため、このような質問に対して「どうしよう」や「聞かれたことに驚いた」という感想が挙がっている。
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(展2)
東京の大学に通うHさんは、一次面接のときに「あなたを漢字一文字で例えると何ですか?」と質問された。しかし、彼女は企業の面接でこのような質問をしてくることを事前に知っていたため、驚きはなかったと言う。「大学が主催する就職ガイダンスや先輩から話は聞いていました。何回か面接練習もしたんですけど、毎回このような質問をされていたので質問されるだろうなと思っていました」
彼女の場合、このような質問自体への対策はしていなかったが、企業面接への対策が結果的にこのような質問への対策にもなっていた。「このような質問はその人がどんな人か知るために行われるため、自己分析が大切になってくるよ」と就職ガイダンスの講師の方に言われたそうだ。【取材先:知人(大学4年生)、12月18日に取材】
(転)
実際に人事を担当したことのある人によれば、突拍子もない質問をすることにより「対応力」を見ているという。「準備をしていない質問に対して落ち着いて答えられるかを注目してますね」つまり、面接官はその人の人柄に注目していることがわかる。
しかし、面接の場でよく見られようとしない就活生は少ないと思う。本心を隠して建て前で取り繕い、好感を持ってもらおうとする人が多いのではないだろうか。緊張感が漂う面接で本心を話すことは難しく、変わった質問でその人の本心や人柄を本当に知れるのだろうか。
就職活動を取材してきた経済ジャーナリストは「同じような回答になる質問は避け、練習して暗記してきた回答にならない質問をしています。企業側は、学生が自分の頭で考えた回答をしてほしいと思っています」とコメントする。暗記してきた回答をスラスラ答える学生よりも、回答に詰まったり、たどたどしく回答したりしていても「自分の言葉で話している」学生のほうが面接官は評価する。面接では自分の言葉で筋の通った回答をすることによって、「この学生は自頭がいい」という好印象を面接官に与えることができる。
 
(結)
今回の取材を通して、企業が面接で突拍子のない質問をする理由は、学生の「対応力」と「自ら考えた回答をしているか」という点を面接で評価するためであることが明らかになった。
冒頭で取り上げた「ドラえもんのポケットから今何を取り出しますか?」という質問に対して「採用通知」を答えた人がいる。「ドラえもんのポケットから取り出す」と言われたら、多くの人はアイテムを思い浮かべるだろう。しかし彼は、この企業に受かりたいという思いが緊張感を勝り、「採用通知」という答えが出てきたという。結果的に彼はこの企業からの採用通知を受け取ることができた。
このような質問への答える力をつけるためには、日頃から疑問に思ったことをその場で考えて答えを出す習慣をつけることである。そうすることで対応力が身に付き、想定外の質問にも落ち着いて答えることができるようになる。今後就職活動を控えているみなさんにはどんな質問にも答えることができるようになり、就職活動をまっとうしてもらいたいものだ。
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「『C1000ビタミンレモン!!』面接前にコンビニで必ず飲んでから面接に行ってた!でも続けて3回面接があった日にこれを3本飲んで、面接中にお腹壊してトイレ行きたくなったこともある(笑)」 と、就活中のルーティーンを失敗談を交えて語る稲谷さん(関大商4)。このルーティーンには、①時間に余裕を持って面接会場に向かうことができる。②ビタミンをしっかり摂取することで疲労回復、心を落ち着かせることができる、という2つの効果があるという。とはいえ、飲みすぎが原因で悪影響が出てしまえば、元も子もないため、気をつけなければならない。

人生において、誰しもが面接や試験などの大事な場面に遭遇する機会があるだろう。その際、最高のパフォーマンスを発揮するには、どのような行動をとればいいのか。きっとその答えは100人に聞けば100通りの答えが出てくるだろう。果たして私たちは大事な場面を乗り越えるためには、どのようなことをすべきなのだろうか。
 
「寝る前と朝で聞く音楽を変える」「携帯の待ち受け画面を企業の入社式の写真にする」など、「面接前に自信をつけるために何をしていたか」というインタビューに対して、様々な回答が得られた。また単に選考をこなすだけではなく、これから社会にでる1人の人間として成長するために、「1日1善ならぬ1日10善を心がけていた。」「自分にできることはないかと常にアンテナをはり、様々な場面で視野を広くしていた」など、これらの行為を日頃から行うことで、結果として面接の場にも活きていたという。

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上記のグラフは、採用担当者300人に面接で就活生の何を重視しているかをアンケートし、まとめた円グラフである。この結果から、採用担当者は就活生の態度や話し方を見ているということがわかる。やはり、緊張していると面接に悪影響を及ぼしてしまうのだろうか。とはいえ、採用担当者に好印象を与える態度や話し方とはどのようなものなのか、その正確な基準などはどこにも存在しないだろう。

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この絵は面接で成功を繰り返していた実際の先輩の経験談だ。正々堂々大きな声で話すことが強みというこの先輩は、自分の強みを活かせるように上記のことを常に意識していたという。自分の強みを自分自身で信じてあげることが自信に繋がり、結果として、面接官が重要視している態度や表情にも良い影響を与えていたのかもしれない。
 
ここで、面接に挑む就活生同様、試合前のスポーツ選手が最大限の力を発揮するために行っていることについて調べたところ、音楽を聴く選手が多いことが分かった。「移動中にその日のテンションに合わせて音楽を聴く。」と話す杉山愛さんをはじめ、試合前のロッカールームなどでは気持ちを高ぶらせるため・落ち着かせるために音楽を聴く選手は多数いるという。また、決まったことをすることで緊張をほぐす人は非常に多く、『自律神経を整えるには、体を動かすこともいいことだ。』と順天堂大学医学部教授の小林氏も述べている。
 
しかし、特別なルーティーンなどはいらないと主張する人もいる。「いつも通り朝ご飯を食べて、紅茶を飲んでから家を出る。とにかくいつも通りが1番!」「母親のお弁当を持って面接会場に向かっていた。普段の学校の日も基本的に、昼食は母親のお弁当だったので。慣れたご飯が1番安心する。」と日常と変わらない生活こそが緊張を和らげると話す人もいた。
 
とはいえ、面接は何をしたって多くの人は緊張してしまうものであり、ナイーブになってしまう場面も多いだろう。就職活動に詳しい関西大学教授の松林氏は「面接など大事な場面で力を発揮するには実力を身につけておく必要があるが、緊張自体を恐れる必要はない。」と語る。就活での不合格は受験などの不合格と全く違う心理作用であり、「運」に左右される部分が相当大きく、恋愛の様に「相手に見る目がなかった」と決めつけて次の面接に集中すると良い、という。
 
内定を勝ち取った人の裏側には、計り知ることができないほどの努力がある。自己分析、企業理解、エントリーシートWEBテスト。ここまで乗り越えてきたからこそ就活生は面接に挑むことができる。上記で述べてきた先輩たちの経験談を参考にするもよし、日ごろ行っていることを継続するもよし。「どんな時も自分自身で自らを強く信じてあげる」これこそが面接で最大限のパフォーマンスを発揮するために最も重要なことなのかもしれない。
 

「ナシ農家が美味しいのはなぜ?」


まだ熱気も冷めやらぬ夏の夜のことである。虫のさざめきをかき分けて、自室のドアをノックする無機質な音が聞こえた。「ちょっと大事な話があるから来て」、聞き慣れた母親の声を確認し、スマートフォンに目を向けつつ二階からリビングに降りていくと、「いとこの○○くん、亡くなったのは知ってるよね?それでな、あんたおじさんとこの農園手伝ってみない?」これが山田啓介さん(20)の人生の転機へと繋がる一言だった。
農家をはじめとした第一次産業労働人口が減少している中、梨農家への一歩を踏み出した人がいる。みなさんは農家になる、という選択肢について考えたことはあるだろうか。
日本の農家戸数は、雇用機会の拡大による都市部への人口の流出や、高齢化に伴う離農などにより、昭和25年をピークに減少を続けている。2017年の販売農家は、196万3千戸と5年前より37万3千戸、10年前より68万8千戸も減少している。
澤田(2003)は、
農業分野では、これまで農業以外の産業分野から人材を確保することがない。そのため、農業分野の新たな人材確保の方策を用意する必要がある。
と言い、就農者数の確保の問題はとても深刻であると言える。
また近い将来、日本の農業を支えてきた高齢農業者の多くが引退することが見込まれ、農業労働力は、脆弱化の進行が懸念されている。
しかし、販売農家の戸数が減っている一方で、年度別の新規雇用就農者は増加しているデータが示すように、農業に従事する人も一定数存在している。農家の魅力はいったいどのようなところにあるのだろうか。

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まず考えられるメリットとして、勤務時間が自由なことや、一経営者として自由に仕事ができること、出荷時期や作物によっては高収入が期待できる点があげられる。一般的にはこのような利点が考えられる。しかし、実際に農家として働く方々はどのような思いでお仕事をされているのだろうか。
農家になる以前、山田さんは工場で働いていたが、そこでの労働は辛いものだったと言う。「元々体力に自信があるわけではなかったので、工場の仕事はとてもしんどかったですね。残業も多く、忙しい時期だと10時半を過ぎてもまだ帰れない、という日が連日続きました。上司との人間関係にも悩んでいて、軽い鬱になって通院するようにもなりました。」
そして山田さんはある日、上司にやったことがない仕事を説明もなしに押しつけられ、その仕事で失敗すると理不尽に怒鳴られたのである。このことがきっかけで、山田さんは工場での仕事を辞めた。その後、自宅で療養しているときに母親から農家になることを提案されたのだった。
梨農家になってからは工場勤務のときと打って変わり、休みを自由に決めることが出来たり、人間関係に困ることもないなど、ストレスなく仕事ができているようだ。「この時期は叔父さんから電話がかかってきて、今日すごい寒いし休むか。と言われて休みになることが結構あります。この前なんてそれで8連休になりました。」と山田さんは嬉しそうに語った。「それに、自分が作った梨を美味しいといってもらえることほどうれしいことはないですね。」と山田さんは続ける。このように、山田さんは農家としての充実した生活を送っているようだ。
しかし、農家の生活が良いことばかりかというと、そうではない。まず、就職を希望する若い人の視点から見ると、職場において形成される人間関係が他の職場に比べて少ないのではないかという懸念があることが考えられる。他にも、収穫時期の前に台風が直撃した場合の損害や、獣害への対策などの様々なコストがかかる。また、長時間の農作業に耐える為の体力も必要とされるであろう。このように、農家として生きていくことはけして楽な道というわけではなく、最近では兼業農家という業務形態も増えてきている。
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ただ、そういったデメリットだけを見て農家という職業を切り捨ててしまうのは勿体無いように感じる。一生産者として仕事をしていく中で、消費者から自作の作物の評価を頂けた時などは、何物にも変え難い嬉しさや喜びを感じることができるはずである。
若者の就職活動について、ジャーナリストの松林はこう語る。
「学生の就活を見ていて感じるのは、自分が知っている職業しか選択肢にしていないということだ。しかし、世の中に存在する職業は実に多種多様だ。学生がイメージできる仕事はそのなかのほんの一部でしかない。就活で一番重要なことは、自分に向いていて、誇りが持てる仕事を見つけること。それが、自分が知らない業界や職種にある可能性は高い。学生には自分が世間知らずだという前提に立って、社会見学のつもりでなるべく幅広い企業を回ってほしい。」
第一次産業の働き手が減っている中で、どのようにしてこの産業を継続し盛り上げていくかという問題は、農家になる、ならないは別として社会全体として向き合っていかなければならない問題である。農家も消費者も相互においしいトコロを味わうためにも、職業選択をする若者が一度農家という仕事について考えて見ることが大切なのではないだろうか。
新規就農者の農業研修の現状と課題(https://www.jstage.jst.go.jp/article/fmsj1963/41/1/41_96/_article/-char/ja/

クレヨンしんちゃん的イメージ改革!

「年少者の心と道徳の成長に有害だ」2003年12月20日、日本経済新聞に書かれたクレヨンしんちゃんは記事の一部である。現在、大人から子供まで大人気のアニメであるが、15年程前は、子供に見せたくないテレビ番組ランキング1位になる程のアニメだった。なぜ、そこまでの悪印象から好印象に変わっていったのか。また、この変化は就職活動での(印象変化?・企業が求めること?)に活かせることができると考えた。
・就活で第一印象が悪かったが面接で取り戻した人の事例
インターンなどで積極的にいくことができず、良い印象を与えることができなかったが、面接ではその企業にあった取り組みの姿勢や自分自身を知ってもらえることができ、印象を取り戻した。
この事例とクレヨンしんちゃんとの関連性は、クレヨンしんちゃんが当初は下品なイメージで印象が悪かったが、世間が求めるものに合わせていき、クレヨンしんちゃんというアニメ自体のおもしろさを評価してもらいイメージを回復していったと言えるだろう。このように、クレヨンしんちゃんのイメージ回復の背景には、インターンから面接までの一連の流れに類似するものがあると考えた。
・趣旨説明
昔は批判が多かったクレヨンしんちゃんであったが、現在では国民に受け入れられている。その1番の理由は視聴者ターゲットの変更なのではないだろうか。15年前は大人をターゲットにしたアニメだったが、現在は大人と子供の両方をターゲットとしている。その結果、下品なシーン、過激なお仕置きのシーンが減少している。(ちんちん、おしり、お姉さんにナンパ、げんこつなど)

・就活の時に手応えのなかった会社からの内定
→自分としては手応えがないと思っていたが会社側は自分では思いがけないようなところを評価してくれた。今思えばそれは何気ない言葉遣いや立ち振る舞いなどを評価してもらったということなんだろうと考える。
クレヨンしんちゃんは最初は大人向けに書かれた漫画であるにも関わらず、あまり大人にウケがよくなかった。しかし、一部の層にはおもしろさや家族愛が評価された。
・事例、エピ1
昔の会社が求めていた人材は、協調性があり社風に合うかどうかを重視していた。新人を一括採用し、仕事の内容は会社側が一から教えるという今でいうアルバイトのような方式である。今の会社が求める人材は、専門知識を持つ人や新しい発想をする人だ。またコミュニケーション能力も重視される。さらに資格や突出した能力があると有利に働く。
・事例・エピ2
クレヨンしんちゃんの印象が変化したきっかけは2本の映画。それは、「映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年)」、「映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦(2002年)」であると考える。この2本の映画はヤフー映画の映画評価でも4.5(他のクレヨンしんちゃん映画平均3.3)を超えている。この2本の映画にはそれぞれ、家族愛、父親・母親としての生き方、子供が親を大切にすることなどの家族愛にまつわるシーンが多く扱われている。そんな点などから、親が是非子供に見せたいアニメとなったのではないだろうか。

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・分析
「上司の言ったことを忠実に再現できる反抗しない人間」。昔の会社で求められていたのはそういう人材であったが、現代の会社に求められているのは「専門知識を持つ人や新しい発想ができる、コミュニケーション能力を兼ね備えた人間」である。この違いから、昔の人からすれば、人と一風変わったことをするしんちゃんに新鮮さを感じ、人気を得ていたのではないだろうか。また逆に、現代の人からすれば人と一風変わったことをするしんちゃんに一種の手本のようなものを見出しているのではないだろうか。
日本社会の背景に変化が起き、同時にクレヨンしんちゃんという作品の中でも変化はあったものの、今と昔を比較して唯一変化が起きていないのがクレヨンしんちゃんの主人公である野原しんのすけの、下品さを持ち合わせ非常にユニークであり周りとは一風違ったというアイデンティティである。その理由として、下品でありながらもそれがこの作品の持ち味であり、しんちゃんらしさから世間の一部から嫌われながらもなんだかんだ愛されているキャラクターであるからだと考えられる。
しかし、「子供に見せたくない番組」と言われるようになったことや、監督に変化により、クレヨンしんちゃんのアニメの中で昔に比べ下品な表現や母親であるみさえの叱るシーンなどの少々過激な描写が数年の間減少したことも事実である。

また、度々クレヨンしんちゃんの中では子供たちの会話のなかで普通の幼稚園児ではありえないような社会問題について会話を間接的に行ったり、映画でも子供だけではなく、ある程度物事を考えるようになった年齢の人々に向けてのメッセージが込められたしっかりとしたテーマ性を持つ映画を製作したり、野原しんのすけをただの変わった子供ではなく、大人でも5歳である野原しんのすけに自分を重ね合わせやすいキャラクターに少しずつ変えていくことで幅広い年齢層に親しみを持ってもらう作品になってきている。映画の中でもしんちゃんが主人公であるからこそといった理由もあるが、違った発想で何かしらを良い方向に導きだしたり、誰かを救ったりしている場面が多いのはしんちゃんが「普通」や「平凡」な発想を持った子供ではないからだろう。
親しみを持てる作品になってきたからこそ、クレヨンしんちゃんの主人公である野原しんのすけはただの下品な変な子供という印象から、ユニークで時々天才的な発想を持つ子供へと印象がシフトしつつある。これは少なからず「普通でなくても良い」「個性も大切である」といったメッセージを子供たちに向けているのではないだろうか。就活でも、たとえ初めの印象が良くなくても、他の人とは違った発想を持っていたり、自分の印象をどうにかして良い方向に導きだしたりする力を発揮できれば、柔軟な発想で就活にも対応していけるのではないだろうか。

(あとがき:これら記事は実習授業の一環で書かれたものであって、俺が書いたわけではないので、内容は自分と特に関係ないです)